いよいよ、9月になりましたね。季節は夏から秋へと変わっていきます。秋といえば、芸術の秋!ということで、今回は手芸でストレスが解消できるのか!?
手芸が出来るようになれば、マフラーやニットなど、これからの季節に欲しい、ぬくぬくグッズも作れちゃいますよ、奥様。
どうでっしゃろか。
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血みどろの女子校で、服を縫っていたあの頃
…というわけで、手芸です。
実は、筆者は裁縫が大の苦手。
全く意外ではないと思いますが、家庭科の授業は黒歴史となっています。
そう、あれは洋服を作る授業でした。
皆が、次々と完成していく中、出来上がらない私。
人間関係のみならず、ミシンとの相性は最悪。
居残りをして、先生に教えを請い、家に持ち帰って縫っていました。ようやく完成。
しかし評価は、一番悪い判定。
しかも、女子校ということもあり、周りの生徒の成績も良いのです。あの時の先生の苦笑いを忘れることができずにいて…
と、まあ話は逸れましたが、家庭科の先生との相性も最悪。
「早く結婚したいわ」と授業の度にぼやく先生に、内心では「くだらねえ。
今の世の中、一人で生きていけるんだよ」と思いながら、ジャックナイフのような視線を先生に注ぐ筆者。
筆者が無知なこともありますが、「こんなことも出来ないの?」と呆れられる日々…
家庭科が出来ないと、女性失格と言わんばかりの扱いを受け、「だから女子校なんて嫌いなんだよ」とやさぐれた筆者。高校を卒業後は無縁になっていました。
(苦手を得意に変える!筆者の成功メソッド)
しかーし!筆者は再び立ち上がったのだった。筆者たるもの、全知全能!と己を鼓舞したのだった。
裁縫グッズを売っている店にたまたま足を運んだ際に、「刺し子」(ふきんに糸で模様を描いたもの)を見た時のことでした。
「お、これいけるんじゃね?」と思った筆者。購入し、やってみると、これができたんですよ~
「あれ?裁縫できないとか言った奴、誰だよ(誰も言ってません)」
という具合に、没頭。出来ないと思っているのは、所詮思い込みなのだ。
(閑話休題 ストレス測定開始)
そんなこんなでストレス測定。
開始前の数値は54。夜から裁縫を始めるストイックさを見せる筆者。
作品は難易度高め 筆者の前に立ちはだかる壁
今回取り組んだのは、クロスステッチという刺繍
あらかじめキットは購入してある。
図面を見ながら、指定された色で縫っていくものだ。やり方は、糸をクロスさせていくだけ。糸の色は30種類ほどある。
店先で一目ぼれしたものだ。「これ、いけんじゃね?筆者作れる系じゃね?」
というギャルのようなノリだけで購入。
しかし、筆者は青二才であることを痛感する。
後で知ったのだが、これは初心者向けではなく、中級者向け。今までやっていた「刺し子」とは違うものなので、筆者は初心者だ。
そうとは知らず、高を括っていた。
波乱万丈 裁縫人生
1日目…2日目…3日目…と過ぎていく。
容易ではない、しかし面白い。
カラーセラピー効果なのか、カラフルな糸を縫っていくと高揚する。
自分が自分ではないみたいだ。裁縫をやっている筆者を目撃した、筆者の両親はこう言った。
「まさか、あの子がね」
ドキュメント番組・プロフェッショナルのナレーターがそんなことを言っている様が浮かぶ。
確かに大変だ。しかし、筆者は手を止めることない。
そうして完成した作品には、汗と涙が混じっていた。
もう嫌だと泣いたこともある。
けれど、5分もすれば、筆者の手に針が握られていた。
指には豆が出来た。
それでも筆者は諦めなかった。
世の中の人々のストレスをなくすため、と奔走していたのだ。
ようやく完成した。と思いきや、何かがおかしい。
実は、筆者は失敗して糸が足りなくなったのだった。
これでは不完全なので、店に買いに行くとしよう。
今回、彼女が教えてくれたことは、どんな偉人であっても失敗をするということだ。
まさに、エジソンが言ってるみたいにね。
結論 ストレスは下がる。そしてテンションは上がる。(ただしテンションは、人による)
というわけで、今回、筆者のテンションは終始おかしい。
肝心のストレス結果だが、今回測定したのは、1日の縫い始めと縫い途中、縫い終わりだ。
ストレス指数の推移
縫い始め54→途中43→終わり28
何かに熱中することで、ストレスが軽減されたのだろう。
これからも裁縫のプロフェッショナルとして、筆者は生きてゆくことだろう…
今後が楽しみだ。