限界は目に見えません!まずはストレスを自覚することから
ストレスをため込んで、ため込んで、とうとう限界に達し、ある日急に爆発して、大事な人間関係を壊してしまう。
人間関係だけでなく、ときには、自分のココロやカラダに、取り返しのつかない悪影響を与えてしまう。
そんなことは避けたいですよね?
そのためにまず重要なのは、自分が日々、ストレスを感じていることをきちんと認めてあげること。
職場でイヤなことがあった、家族の問題で悩んでいる、彼氏(彼女)の行動に我慢できないことがあった、などなど、日常には様々なストレスの原因があります。
また、意外と知られていませんが、結婚や出産など、本来ならば嬉しいはずのことだって、ストレスの原因になることがあるんです!
自分ではストレスを感じていないと思っても、日々じわじわとストレスはたまっていると思った方が無難でしょう。
だから、限界にこないよう、意識して、こまめにストレスを解消していく必要があるのです。
でも、日常の忙しさにかまけて、ついつい限界近くまでストレスをためてしまうことがあるのも現実。
「もう限界!」となることは、誰にだって起こりうることなのです!
友人、知人、恋人など。辛かったらとにかく聞いてもらおう
ストレス解消には、音楽を聴いたり、本を読んだり、運動したりと、様々な方法があります。どれもそれなりに有効です。
でも、ストレスが限界ギリギリのときに、「悠長に音楽なんか聴いてらんないっ!!」ということもあるでしょう。
そんなときはどうすべきでしょうか。
やはり効果的なのは、誰かに話を聞いてもらうことです。
普段自分で気が付かずに抑圧しているストレスの原因について他人に話を聞いてもらうことで、心理学でいう自分の「承認欲求」を満足させることができ、安心感を得ることができます。
加えて、声を出すこともストレス解消につながりますし、人に話そうと情報を整理することで、ストレスの原因となる問題を、より客観的に把握することができ、解決へのヒントになることもあります。
この際、信頼できる友人や知人、恋人、関係が悪く無ければ、上司や同僚、家族などもよいでしょう。
ただ、身近な人や利害関係のある人は、どうしても聞き役に徹することが難しいことがあります。
会社であれば、産業医や、その他カウンセラーなど、客観的に聞いてもらえそうな外部の専門家に聞いてもらうのも、一つの方法ですね。
友人や知人へ連絡するとき、「相手に迷惑かも。。。」と思うかもしれません。
でも、ストレスが限界を超えてしまって病気になれば、相手も、あなたの周囲の人も、きっと悲しくなるでしょう。
そうなる前に、なりふり構わず聞いてもらう勇気を持つことも、ストレスと戦うために重要なのです!
人に話して少し落ち着いたなら・・・モノの見方の切り替え方
ストレスが限界すれすれのところを、他人に話して落ち着いたなら、今度はたまったストレスを解消することを考えたいですよね。
様々なストレス解消法がありますが、やはり大事なのが、モノの見方を変えてしまうことです。
例えば、仕事や人間関係における完璧主義や、他人への過度な期待、NOと言えずに何でも引き受けてしまう性格など、ストレスをためやすい考え方の傾向があります。
そんな傾向を自分なりに振り返ってみることがおススメです。
その際、人に話すことはもちろん、ノートに書くことなども有効でしょう。
自分のストレス傾向を把握すれば、あとはそこからモノの見方や気持ち、そして行動を切り替えるだけ。
例えば、人間関係や家族関係でいえば、いつもお世話になっている他人への感謝の気持ちをもって表現したり、仕事についても、お金を稼ぐ手段と割り切ってみたりと、自分なりの切り替えポイントが見つかるはずです。
筋トレと同じように、限界に近いストレスを感じてそこから立ち直ることで、ココロを強くしていけたらステキですよね!
まとめ
- 自分ではストレスを感じていないと思っても、日常でストレスになるシーンは様々なので、意識してストレスを解消していくことが大切。
- 限界が来そうなら、なりふり構わず人に聞いてもらうのが何より。承認欲求の満足や声を出すことが、ストレスを軽くしてくれます。
- 自分の中のストレスをためやすい考え方の傾向を自覚して、そこから意識的にモノの見方を変えていくことで、自分のココロを強くしていこう。