健康法・ストレス対策
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あのとき保険で助かった!思いもよらぬストレス軽減方法!

ストレスによる精神疾患など、現代社会は病気のリスクにあふれています。病気について詳しくなく、そのリスクがよくわからないという方は保険であらかじめ対策しておくことも手でしょう。保険はいざという時に頼りになるとともに、日常でも安心感を与えてくれる便利な制度です。保険によってストレスが軽減できるかもしれません。

ストレスは万病の元とも言われますが、現代社会では人は常に病気になるリスクを抱えています。保険はそれらのリスクに対処するうえで効果があると言えるでしょう。そこで今回は保険に入ってる女性の方にインタビューしてみました。

キャリアに合わせた保険とは

今日は、女性ながらデザイン技師として経歴を重ね、現在はコンサルタントとして活躍されているXXさん(仮名)に、個人の保険加入や保険にまつわる体験談をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

こちらこそよろしくお願いします。

簡単に経歴をお聞かせください。

もともとは意匠設計が専門です。理系でしたので女性でも珍しくなかった修士進学し、大学院を出て約10年2企業で仕事をした後、技師としての幅を広げたくてMBAを取得、その後コンサルタント系の仕事について10年弱です。

加入されている保険はどういう種類のものでしょうか。

生命保険です。新卒時に加入し、20代後半の転職をきっかけに貯蓄型と女性疾病特約が強化されたものに少し変更しました。

その保険にはどういうきっかけで加入されましたか。

新卒で入社した企業が大手生保系列だった関係から、一般職のベテラン先輩方からのアドバイス、営業の方から裏話も聞かせてもらえて、みんなも入っているし、なんとなく信用できるかなという、大人としては恥ずかしい限りですが単純でかなり幼稚な動機でした。

その保険でご不満はありますか。

不満はありません。担当の方がずっと辞めず長いお付き合いで、困ったらなんでも相談できるという安心感があるので。ただ、もう少し勉強してから入るべきだったかなとは反省することはあります。

進行した症状でも保険で経済的負担をカバー

今までに保険請求はされたことはありますか?

はい。30歳ごろに子宮筋腫を患い、摘出手術をしました。手術前も含め2週間入院、その後の通院もありましたが全額カバーされ、経済的に大変助かりました。

体調不良に気がついたきっかけはなんでしたか。

実は体調は全く問題ありませんでした。気がついたのは地方公共団体の定期健診です。20代後半で転職したんですが、転職先は特化型のデザイン事務所で毎日深夜になる多忙な生活でした。当時は、自分の限界に挑戦していること、小さい組織だったので横断的総合的にやりたい仕事にどんどん自発的に手が付けられ、手ごたえが日々ダイレクトに得られるライブ感がもう楽しくて。ただ、今から考えると、忙しさをいいわけに、いろいろな潜在的な不安を見なかったことにしていたかもしれません。見たくなかったんですね、怖かったり、めんどくさかったりで。健診さえ後回しにしていたのですが、子宮がん検診が30歳の誕生日までという案内が目に留まり、「がん」という言葉のインパクトにふと受けてみる気になりました。

それは大変でしたね。

自分、何やっていたんだろうと。一気に血の気が引いて、醒めました。婦人科の病気についてもやはり知識不足で、恐る恐る、悪性の可能性を聞いたところ、先生は、正確には検査をしてからだけど、こんなに大きくて悪性だったら今頃命にかかわる症状がほかに出てると笑ってくださったのは救いでした。それからです、気になることにちゃんと向き合わないとと時間を取って生活を見なおしました。

保険を見直すための観点とは

どういう点が見なおすポイントでしたか。

一番ストレスというか、心に引っかかっていたのは、やはり経済面。小さい組織だったこともあって収入が限られていたこと、社会保険はあっても退職金の積立てなどはないですし、将来への不安定感や不透明感がかなりストレスでした。結婚が永久就職と揶揄されるとずっと反発していましたけれど、年齢も30歳で、この時期、安定した仕事をしている人と結婚したら楽なのかな、という想いが頭を掠めなかったというと嘘になります。

どんな手順で見なおされましたか。

正直、積極的に手がつけられたわけではありませんでした。保険金の請求ができることさえわかっておらず、実は医師に保険入っているなら書類が必要でしょと言われたのがきっかけ。その時に保険内容を見なおし、担当の方に率直にどう考えていけばよいのか将来を相談しました。それまでは将来を具体的にイメージするのが怖かったのだと思います。

どんなアドバイスが印象的でしたか。

具体的な金額でいつぐらいにどれぐらいがあったらいいですか、とか、現在もらっているお給料がどれぐらい上がりそうですかとか、どれぐらいお仕事続けたいですか、というようなやり取りをしました。ちゃんと計算機を使って。よくつきあってくださったと思います。当時は結婚する予定もなかったのですが、結婚してもしなくても、自分のもしもの時のお金があると思って生活されるほうが精神的に安定しますよというアドバイスは今でも大切にしています。そこで転職時に貯蓄型に変更はしていたのですが、貯蓄額を見なおしました。もっと早くにそういう機会をつくればよかったと今では思いますね。

新しい生活に合わせた保険

今後の課題はありますか。

損保関係が全く不案内で気になっています。今、犬と暮らす予定でペット保険を考えています。あともう少し生活設計の中で総合的なアドバイスをしてもらえる人を身近に欲しいと思い、来月面談予定です。自分基準ですけれど、週末ぱっと楽しめなくなった時は何かある。その時はそれを見つけ、電話する。情報収集でも相談でもとにかくだれかに電話し自分で抱えない、アポを入れるなど体を動かす計画を入れてしまう。先の経験から「1カ月以内に体を動かす」と決めています。予定があるだけでストレスはかなり軽減される気がします。

そうですね。自分で自分の将来をきちんと整理しておくことは毎日の生活もすっきり気持ちよくできて多面的にいい影響がありそうです。生活の棚卸みたいなかんじでしょうか。プライベートなことはついつい先のばしにしがちですから時間の期限を決めておくのもいい考えですね。仕事を続けたい同性として個人的にもたいへん参考になるお話、ありがとうございました。

お役にたてればうれしいです。こちらこそありがとうございました。

まとめ

  • キャリアに合わせた保険が大事です。同僚や上司のアドバイスに加えて専門家のアドバイスも助けとなるでしょう。
  • 病気になって経済的な面も心配ですよね。保険はその心配をカバーしてくれます。
  • 保険は生活に合わせて見直すもの。キャリアに合わせた保険を常に心がけましょう。
  • いろいろな保険が増えてきています。心配のタネをいつでも相談できる人は心強いでしょう。

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